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開発敷地西側の緑道について

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裁判官の視察コース提案資料を作成するにあたり、下見に廻りました。 その際、開発敷地西側の緑道について、中外製薬が2018年9月に行った準備書に関する説明会において、 「緑道部分の高さを道路高と同じに」 としていましたが、 明らかに緑道部分は道路より高くなっています。 さらに、西側緑道南端に整備された、横浜市が管理する予定の提供公園は、 緑道よりも高く盛土されています。 このままでは、開発敷地と旧国道1号線に挟まれた居住区の浸水被害の増大もさらに懸念されます。 この点について、現地視察でも説明しております。

裁判官現地視察の様子について

10月3日(月)の現地視察当日は、天候に恵まれ、 原告側が用意した資料 に従って、裁判官現地視察(進行協議)を行うことができました。 裁判所からは、3名の裁判官全員と書記官、被告側からは、弁護士を含む6名、原告団は5名の計15名で、質問や反論などはなく、粛々と現地を廻りました。 ・戸塚町はハザードマップにある浸水被害対象地域であること ・戸塚ポンプ場の排水処理能力について ・盛土は、建屋の地下室を掘る際に出土したものを埋め戻したものであること ・大雨の際、開発敷地内に一旦貯水された雨水が、敷地東南側の低い箇所から流れだしてい たこと などを既に提出済みの証拠を引き合いに説明しました。 また、柏尾川への吐口を見ていただき、川の水位が上がると自然流下が抑えられ、内水浸水が増大する説明も、時間をかけて行いました。 どこまで原告の主張を認めてもらったかは不明ですが、証拠として提出済みの 写真などでは分かり難い地形については理解していただいた 印象です。 判決文起案担当の女性裁判官がメモを取る姿が印象的でした。 9月22日(木)、既に、中外製薬の工事完了検査済証が発行されているとのこと。 近々、被告側から裁判所に対し、開発認可という訴訟対象が無くなった旨、申し入れがある見込みです。 次回の法廷は、 11月9日(水)14:30~ "横浜地方裁判所502号法廷" の予定です。